21座目【立山(雄山)】
- mgo-tamura
- 2024年10月29日
- 読了時間: 2分
多くの乗り物を乗り継ぐ立山
少しでも楽しめるように、記念館に立ち寄って知識を深めてから乗る事にしました。
乗り物についてだけでなく、黒部ダム開発などの歴史についても熱心に説明を読んでいたのには驚きました。
「こんな冷たい水を浴びながら掘っていたなんて・・・美味しいけど・・」とつぶやきながら、破砕帯の水を飲んでいました。
テント泊なので、時間を気にしないでゆっくり観光しながら入山。
ガラガラのテント場は快適でした。
夕陽で赤く燃える山々を見ながら温かい鍋を食べる。
娘はダウン着込んで、テントシューズを履いて、温かいシュラフに包まって快適な睡眠。
10月中旬になると、女性や子供は秋~初冬用のシュラフを用意した方が無難です。
当然、ザックも大きくなります。
6時に歩き始めて雄山を目指します
大走りから富士ノ折立を経由して山頂へ。
ほぼコースタイム通りで登れたが、気持ちがやや負け気味だったのでタンボ平を歩いて下山するのは無理と判断。
父親としては歩かせてあげたかったが、ガイドとしては許可できませんでした。
予定変更になってしまったのが悔しいのか、情けないと感じたのか、泣いていた。
失敗したり、思うようにいかない経験も大切。
その代わり、黒部平から黒部湖までは歩くと言って譲らない。
なかなかワイルドな登山道ですが、所々に景観の良い場所があります。
ツアー客で大混雑のケーブルカーに乗るよりは断然いいです。
結局、【くろにょん】には会えず、失意で下山‥‥
高学年になり、会話の内容も変わってきました。
「お父さんは大きな荷物を持っていて大変。私は小さなリュックなのに疲れてる」
と嘆いていた時に話したのは
“登山者はみんな同じ気持ちで一生懸命に登っている”
ということ。
「荷物の大きさは関係ない。自分に必要な物を考えて、背負えるかどうか悩んで準備している。感じている重さはみんな同じ。登りが苦しいのは自分だけじゃないから、励ましあう気持ちで、挨拶しながら気持ちよく登ろう」
辛い時こそ前向きな、気持ちに余裕のある行動ができるようになれれば素晴らしい

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