「こんなに良い山だと思わなかった」
- mgo-tamura
- 2024年10月30日
- 読了時間: 1分
山の良さは標高や難易度、山頂からの景色だけでは語れない
極論を言えば、歩いていれば誰でも登頂できるのが登山
しかし、下を見て、黙々と汗を垂らしながら登るだけでは勿体ない
ツアーの場合は人数が多く、足並みが揃わない事も多いので、とにかくペース配分には気を遣います
体力や筋力をいかに効率よく、無駄なく使ってもらうか
1人1人の表情を見ながら、どのくらいの早さで歩くか、どこで何分休憩してもらうか常に考えています。
体の負担が少なければ気持ちに余裕がうまれ、視野が広くなります
今回のように二日で2座登るような時は、筋肉の疲労を少しでも抑えて翌日に疲れを残さない事が重要です
瑞牆山と金峰山
【秩父多摩甲斐国立公園】に含まれ、“森と渓谷の山岳公園”とも呼ばれています
苔や樹木に覆われた気持ちの良い自然豊かな景観が稜線に出ると一変。
天気さえ良ければ絶景を楽しむことができます。
しかし、実は重要なのは歩行時間の大半を占める、急登の続く地味な稜線までの登り。
ここを楽しく歩けるだけで山の印象も充実感も違ってきます。
本やSNSに載っているのは、山頂からの景色や誰でも気付ける美しい部分だけ。
山の魅力は何気ない所、至る所にあるのです。

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